2008年6月30日月曜日

からくりからくさ

日曜日は姪っ子甥っ子と読書。
二人は「いじわるばあさん」で私は梨木香歩「からくりからくさ」。

古い日本家屋を四人の女子がシェアしている。
一人は染色家の見習い、二人は美大の女子学生、もう一人は鍼灸を学んでいるアメリカ人。
四人の生活に色々なテーマが混ざって綺麗な一つの織物が出来ているような小説。
東洋や西洋の文化、新しいもの旧いもの、生まれるもの死にゆくもの。
どちらにも偏ることなく、中庸な視点で書かれていておもわず「面白い・・・」とうなった。
まだ読んでいない梨木香歩の本がたくさんこの世にある。
そう考えただけで何だか嬉しくなった。

出来るだけ残業をしたくないので、定時で帰れる量だけの仕事をしようと決めた。
なので、本来業務でない依頼はちょ~っとずつ断っていってる。
ドキドキしつつ。
明るいうちに帰れると「これぞ人生!」と思う。